初心者向けJavaScriptガイド|基礎から応用まで完全攻略(第1部: JavaScriptの基礎:JavaScriptの基本文法を理解しよう。文法の概要、コメント、基本的な書き方)

JavaScript

JavaScriptの基本文法の概要

JavaScriptは、Webページを動的にするためのプログラミング言語です。基本文法を理解することは、コードを書く上での第一歩です。

文の構造

JavaScriptでは、各命令を「文(ステートメント)」と呼びます。文は通常、セミコロン(;)で終わります。

例:

console.log('Hello, World!');

上記のコードは、ブラウザのコンソールに「Hello, World!」を出力します。

空白とインデント

  • 空白:JavaScriptは空白を無視します。ただし、読みやすさを向上させるために適切に使用しましょう。
  • インデント:コードの階層構造を明確にするために、スペースやタブを使います。

例:

if (true) {
    console.log('条件が真です');
}

ケースセンシティブ

JavaScriptは大文字と小文字を区別します。たとえば、myVariablemyvariableは異なる名前とみなされます。

コメントの使い方

コメントはコードの説明を記述するために使用されます。実行時には無視されるので、メモや説明を追加するのに役立ちます。

シングルラインコメント

1行のみのコメントには、//を使います。

例:

// これはシングルラインコメントです
console.log('Hello, World!');

マルチラインコメント

複数行のコメントには、/* */を使います。

例:

/*
これは
複数行のコメントです
*/
console.log('Hello, World!');

コメントのベストプラクティス

  • 必要な箇所に簡潔に書く。
  • 複雑なロジックの説明に使う。
  • 無駄に多用しない。

基本的な書き方

変数の宣言

JavaScriptでは、letconstを使って変数を宣言します。

  • let:値を変更可能な変数を作ります。
  • const:値を変更不可の変数を作ります。

例:

let age = 25;
const name = '太郎';
console.log(age, name);

データ型

JavaScriptには以下の基本的なデータ型があります:

  • 数値型(Number)
  • 文字列型(String)
  • 真偽値型(Boolean)
  • 未定義型(Undefined)
  • Null
  • オブジェクト型(Object)

例:

let isStudent = true;
let grade = null;
let score;
console.log(isStudent, grade, score);

基本的な操作

以下に簡単な操作例を示します。

文字列の結合:

let firstName = '山田';
let lastName = '太郎';
console.log(firstName + ' ' + lastName);

条件分岐:

let score = 85;
if (score >= 80) {
    console.log('合格です');
} else {
    console.log('不合格です');
}

繰り返し:

for (let i = 0; i < 5; i++) {
    console.log(i);
}

応用例

以下は、学んだ文法を使った簡単なプログラムです。

ボタンをクリックするとメッセージを表示

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <meta charset="UTF-8">
    <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">
    <title>JavaScriptの応用例</title>
</head>
<body>
    <button id="myButton">クリックしてね</button>
    <script>
        document.getElementById('myButton').addEventListener('click', function() {
            alert('ボタンがクリックされました!');
        });
    </script>
</body>
</html>

このコードをブラウザで実行すると、ボタンをクリックした際にアラートメッセージが表示されます。

まとめ

JavaScriptの基本文法を理解することで、コードを読み書きする基盤が整いました。次回は「データと制御構造」に進み、変数やデータ型について詳しく解説します。これを機に、ぜひ実際に手を動かしてみてください!

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