Pythonを学び始めた方にとって、「変数」と「データ型」はプログラムを理解するうえで欠かせない基本です。本記事では、これらの概念をわかりやすく解説し、実際にコードを書きながら学べる内容をお届けします。
変数とは?
プログラミングにおいて変数は、データを保存するための「箱」のようなものです。Pythonでは、以下のように簡単に変数を定義できます。
# 変数の定義
name = "Alice"
age = 25
print(name) # 出力: Alice
print(age) # 出力: 25
データ型の種類
Pythonにはさまざまなデータ型があり、それぞれの特徴に応じて使い分けます。
整数型(int)
整数を扱うデータ型です。
x = 10 print(type(x)) # 出力: <class 'int'>
浮動小数点型(float)
小数を扱うデータ型です。
y = 3.14 print(type(y)) # 出力: <class 'float'>
文字列型(str)
テキストを扱うデータ型です。
z = "Hello, Python!" print(type(z)) # 出力: <class 'str'>
リスト型(list)
複数のデータを格納できるデータ型です。
fruits = ["apple", "banana", "cherry"]
print(fruits[0]) # 出力: apple
辞書型(dict)
キーと値のペアでデータを管理します。
person = {"name": "Alice", "age": 25}
print(person["name"]) # 出力: Alice
型を調べる方法
変数がどのデータ型に属しているかを調べるには、type()
関数を使用します。
x = 10
print(type(x)) # 出力: <class 'int'>
データ型の変換
Pythonでは、あるデータ型を別のデータ型に変換することもできます。
# 整数から文字列へ変換
x = 10
x_str = str(x)
print(x_str) # 出力: '10'
まとめ
Pythonの「変数」と「データ型」は、プログラムを書く上で欠かせない基礎です。変数はデータを格納する「箱」、データ型はその中身の種類を示します。本記事では、整数や文字列、リスト、辞書など主要なデータ型とその使い方を解説しました。まずは実際にコードを書き、データ型の違いを体感することで理解を深めましょう。プログラミングの第一歩を楽しく進めてください!
コメント